イラストレーターの「3D回転体オプション」のマッピング機能を使って、円柱や球体にイラストを立体的に貼り付けることが簡単にできます。
平面に描いたイラストが自動で拡大縮小して立体感がでるのは感動的です。簡単な手順で作れるのでぜひ試してみてください。今回はこの機能を使って、ポケモンに出てくるモンスターボールを作ってみましょう。
主な手順
- 球体にマッピングするイラストを作成します。
- イラストを「シンボル」パネルに登録します。
- 「効果(C)」>「3D(3)」>「回転体(R)」で球体を作ります。
- 「3D回転体オプション」ダイアログで球体にシンボルをマッピングします。
「3D回転体オプション」を使ったポケモン モンスターボールの作り方
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![small2](https://photoshop-illustrator-meijinkai.info/wp-content/uploads/2016/07/thum-3D-revolve-s1.png)
「長方形」ツールと「楕円形」ツールを使って、長方形と円を3つずつ作ります。
![small3](https://photoshop-illustrator-meijinkai.info/wp-content/uploads/2016/07/thum-3D-revolve-s2.png)
「整列」パネルの「オブジェクトの整列」を使って、キーアンカーに中央揃えします。
![small4](https://photoshop-illustrator-meijinkai.info/wp-content/uploads/2016/07/thum-3D-revolve-s3.png)
「整列」パネルの「等間隔に分布」を使って、キーアンカーにぴったり並べます。
![small5](https://photoshop-illustrator-meijinkai.info/wp-content/uploads/2016/07/thum-3D-revolve-s4.png)
作成したイラストを「シンボル」パネルに登録します。
![small2](https://photoshop-illustrator-meijinkai.info/wp-content/uploads/2016/07/thum-3D-revolve-s5.png)
「楕円形」ツールと「はさみ」ツールを使って、半円のパスを作ります。
![small3](https://photoshop-illustrator-meijinkai.info/wp-content/uploads/2016/07/thum-3D-revolve-s6.png)
「効果(C)」>「3D(3)」>「回転体(R)」で球体を作ります。
![small4](https://photoshop-illustrator-meijinkai.info/wp-content/uploads/2016/07/thum-3D-revolve-s7.png)
「3D回転体オプション」ダイアログで球体にシンボルをマッピングします。
![small4](https://photoshop-illustrator-meijinkai.info/wp-content/uploads/2016/07/thum-3D-revolve-s8.png)
モンスターボールの完成です。
いかがですか?プレビューを見ながら角度や向きが調整出来るのがとても便利ですね。やり直したい場合は「アピアランス」パネルの「3D回転体(マップあり)」をクリックすれば、「3D回転体オプション」ダイアログが出るのでいつでもやり直すことができます。
唯一の難点といえば、メモリを大量に消費してしまうことでしょうか。私の貧弱なPC よく固まっ しま す・・・・・